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こちら
で公開中ですので興味があれば読んでみてください(^-^)
2004/03/08
LinkStationとLinkTheater
うちでは
これ
をNASとして便利に使っています。ですが、最近になって
こんな製品
が発売されました。ネットワーク経由でMPEG2を再生できる機器は欲しかったのですが、パソコンがファイルサーバーではうるさくて常時起動は無理。LinkStationのファイルを再生できたら便利なのに... と思っていたらこのLinkTheaterはLinkStationのファイルを再生できるというじゃないですか!!
これは欲しい!と思ってよく見たら... 対応するLinkStationはHD-HLANシリーズとHD-HGLANシリーズ。僕の持ってるHD-120LANは対象外でがっかり(T-T)
ですが、最近になってLinkTheaterのような機器のLinux版サーバーソフト(
wizd
)があるのと、LinkStationにtelnetをインストールして、このLinux版サーバーソフトを動かすという方法があるのを知りました。「こ、これができたらいいじゃない!」と早速やってみましたよ。HD-120LANにtelnetとwizdのインストールを。
ここ
と
ここ
の情報を元にまずtelnetをインストール。LinkStationのCPUはPowerPCのようでPPC用のtelnetが使えるということでしたが、今回は
このサイト
で配布されているPPC版のtelnetを使用しました。
方法ですが... 詳しく書くと長くなってしまうので省略して書きます(^-^; 僕の持ってるHD-120LANは最初からファーム2.00が適用されているバージョンでした。このバージョンだとLinkStationのHDDはLinuxでそのままマウントできて、hda3にある hdlan_diffimg.tar.gz というファイルの中にtelnetを入れて、このファイルの中の inetd.conf を編集してあげれば良いようです。この作業は特にハマルこともなくあっさり終了。LinkStationを起動したらあっさりtelnetで接続できてしまいました...
「こんな簡単でいいの!」と思いつつも今度はwizdのインストール。wizdのPPC版バイナリは古いバージョンでしたら
ここ
で配布しいますが、どうせなら最新版を使いたいと思い
ここ
の情報を元にwizd 0.12のソースをLinkStation上でコンパイル。さすがにコンパイルは時間がかかりましたが、無事終了してwizdを起動後ブラウザでLinkStationのポート8000番にアクセス... おお、ちゃんと動いてる〜。
今回のようにLinkStationにtelnetをインストールしたりすることをLinuxBox化と呼んでるようでして、LinuxBox化に適しているのはやっぱりHD-HLANやHD-HGLANシリーズのようです。僕のHD-LANの場合、telnet経由で接続していろいろ設定してもリブートしたら消えてしまうんですよね。設定は hdlan_diffimg.tar.gz の中にしてやる必要があって少し面倒です。
#telnetで接続ができるようになれば hdlan_diffimag.tar.gz の中身をWindows上で操作して、LinkStationの共有フォルダ経由で上書きできますけどね。
これ、ウソです。hdlan_diffimg.tar.gzの修正はやっぱりLinkStationからHDDを取り出す必要があって面倒です(^-^;
ちなみに、僕と同じことをしたい人用にLinkStationでコンパイルした
PPC版のwizd
を置いておきます。PPC版のバイナリがあればさらに簡単にHD-LANシリーズにwizdをインストールできると思います。ちなみに、僕はLinkStationの起動時に(telnet経由で)手動でwizdを起動しています。
さて... LinkStationをLinuxBox化してwizdもインストールしたし、後はネットワーク対応のメディアプレイヤーを買うだけです(^-^;
※LinkStationのLinuxBox化の情報を提供してくださってる方々とwizdの作者様にこの場を借りてお礼申し上げます。
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