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Koji27の開発日記 07

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開発日記

1999/05/25 パソコンが届かない...
こっそりとですが、HelpDesigner Ver1.50のαテストを開始しています。まあ、新しいバージョンだけに問題がどっさりでてきました(^-^; どうやらHelpDesigner Ver1.50ではVer4.72以上の"COMCTL32.DLL"がインストールされている環境での動作しかサポートできないようです。Win95やWinNT4.0+SP4未満の方は注意して下さい。これについてはβテストを開始するときに詳しく説明したいと思っています。

以前の日記で私がNEW PC(互換機)を注文したことを書きました。そのPCがまだ届きません(;_;) そろそろ届いてもいい時期なんですけどねぇ... これが届かないと何となくプログラミングにも力が入りません(^-^;

しかし、この「PCが届かない事件(?)」で「まだ自分ワクワクできることがあるじゃん」と言うことが確認できました(^-^; 小さい頃は「明日は遠足(or 運動会)だ!」となるとワクワク興奮して、なかなか寝付けなかったことを思い出しますが、最近もこんな状態が続いています(^-^; まあ、夜寝付けないと言うことはありませんが、会社から帰ってきて、玄関を開けるまでにドキドキ、ワクワクしてしまいます。で、がっかり落ち込む、と... ちょうど小さい頃に朝起きて見ると雨が降っていて遠足(or 運動会)が中止になってしまった状態です(^-^;

私は基本的に「欲しかったモノが手に入る直前」は他のことに集中できなくなります(^-^; 社会人としてこんなことでは困るんですが、もう欲しくて欲しくて、色々と情報をかき集めて、それを眺めながらお金を貯めて、「もう少しで手に入る!」と言う状況が近づくと、もうどうすることもできません(^-^;

これは「仕方のないこと」とあきらめながら、いつまでも新しいモノ(コト)にワクワクできるような人間でいたいと思っています。


1999/05/21 2ヶ月近くたちます。
前の日記で書いている通り、HelpDesignerのページビューはソースコードをいくら最適化してもツリーを建築する速度は速くなりません。これはWindowsのTreeViewコントロール自体が遅いので、それを使っているHelpDesignerではどうすることもできない問題です。しかし私は「ちょっと違ったアプローチでページビューの速度の向上を目指す。」と言っています。「ツリーを建築する速度を早くできないのにページビューの速度を向上させることができるの?」、「ちょっと違ったアプローチって?」なんて思っている方もいるかも知れないので、今日はその「違ったアプローチ」の内容を説明します。

理屈は簡単です。ツリーを建築する速度が遅いなら、なるべくツリーを再建築しないような処理にすればいいのです。これはVer1.41以降でページを追加や移動したときの速度を向上させた場合と同じような考えになります。Ver1.41ではブック属性以外のページを追加や移動してもツリーを再建築しないような仕様にして速度を向上させています。Ver2.00ではこれをさらに進めて、最初にプロジェクトを開いたとき以外はツリーを再建築しないようにしたいと思っています。(現在のバージョンではブック属性のページを追加や移動したときにツリーを再建築しています。)

プロジェクトを開いたときの速度は今と同じで遅いのですが、実際の作業中の速度が向上すれば「速くなった」とほとんどの方が感じるハズです。

これは技術的には少し難しい処理(と言うより面倒 ^-^;)なのですが、ツリーを建築する速度がこれ以上、向上しないのですからこれしか方法がありません。公言してしまったので(^-^; これはなんとか実現させたいです。

話は変わって...
HelpDesignerの最新バージョンを(Ver1.48.3.27)を公開してから2ヶ月近くたちます。Ver1.48.3.27は3月20日に公開したVer1.48のバグフィックス版なので、もうかれこれ2ヶ月以上HelpDesignerのバージョンが動いてないことになります。これは不注意で約1ヶ月分のソースコードを失った(^-^;; Ver1.23〜Ver1.25までより間隔が開いたことになります。Ver1.30やVer1.40を公開したときも2ヶ月ほど間隔が開いていますが、これらのときは正式版公開の1ヶ月ほど前にβ版を公開していますので、今回のようにβ版を含めて2ヶ月間、まったくバージョンが動いていないのは初めてのことです。

まあ、この2ヶ月間はEdgeBarのβ版を公開したり、HelpDesigner Ver2.00の仕様が二転三転したり(^-^; と、色々と原因があったのですが、最大の原因はVer1.48.3.27が大きな不具合もなく、安定して動いていたタメです。(こまかい不具合はいくつか見つかっていますが...)

しかし、やっとそんなHelpDesignerのバージョンも動く予定が見えてきました。HelpDesigner Ver1.50βは今月末か、来月早々には公開できそうです。強化した検索機能など、すでに公開しても良いくらいの完成度にあるのですが、予定していた機能の一部がまだ実装されていないので、それを実装してからの公開になります。Ver1.5x系はVer1.xx系の最後のバージョンになる予定なので(バグフィックス版としてVer1.51とかはあるかも知れませんが、Ver1.60はありません。)、それにふさわしい完成度で公開したいですね。


1999/05/12 HelpDesignerの開発状況のお話です。
最近は、この前の日記で書いてある、HelpDesiner Ver1.50(仮)の開発を進めています。機能の追加は行わない予定でしたが、Ver2.00に搭載を予定していた機能を一部前倒しにして搭載しています。目立ったところでは検索機能の強化でしょうか。今までの[通常の検索]では[次を検索]しかできませんでしたが、このバージョンからは[前を検索]が可能になります。また、[検索・置換]の処理も最適化されて、かなり高速な検索が可能になっています。

その他、掲示板で少し書きましたが、Inprise系の開発言語を使っている方にとってはかなり有効なDEKO氏作の支援ツールに対応ことと、コンテキストリンクを変更して、コンテキスト意外のページのプロパティでもリンクできるようにしたいと思っています。それと、英語版ヘルプの作成を支援する機能を追加しようか迷っています。技術的にはさほど難しいことではないのですが、これをやると、またプロジェクトファイル形式をバージョンアップしないといけないので... う〜ん、これはVer2.00で本格的にサポートですかね。

あ、なんだか機能追加の話ばかりしてしまいました(^-^; あくまでも今回のバージョンアップの目玉は安定性の向上なんです。ですから内部的な最適化をかなり行っています。それがあまり動作速度に影響していないのが悔しいのですが... (^-^; ファイルサイズも機能の追加やDelph4でコンパイルしたこともあって、ついに"1MB"を越えてしまいましたし... (たしかVer1.20は"600KB"くらいだったんですよね ^-^;)

最適化の話をすれば、今日はページビューの処理を最適化したんですが、やっぱり速度は向上しませんでした。内部的な処理自体はかなり簡略化されたんですが、WindowsのTreeViewコントロール自体の遅さにはかないません(^-^; かと言って自分でTreeViewコントロールを作るような技術もないですし... しかし、Ver2.00ではちょっと違ったアプローチで速度の向上を実現させたいと思っています。

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最終更新日:1999/06/21

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